飲食店メリットとして価格競争になり難いというのは、小規模店でも疲弊しにくい大きなメリットです。
次は差別化についてお話したいと思います。
同じ飲食店といっても、それこそ様々な業種業態があります。
同じような業態でも千差万別です。
例えば、同じようなフレンチレストランが近くにあったとしても、お客の立場からしたらどちらでも良いという事はほとんどないのではないでしょうか?
それぞれのお店によって得意料理が違ったり、雰囲気が違ったりとかで、好きなお店というのはハッキリしてると思うのです。
差別化しやすいということは、結局、価格競争になり難いし、大型店とも対抗できると言うことであり、一つ一つのお店の存在理由がそれぞれにあるという事ではないでしょうか?
私は前に美術品を売っていた事があります。
ただでさえ少ない需要の中から苦労してお客さんを発掘しなければならないのですが、仮に買って貰えたとしても、その後継続して買って貰えるという人はかなり少数派です。
その少数派で、ある程度買ってくれるお客さんがいても、飾る場所がなくなったりとか、趣味自体をやめてしまうなどで、長く継続して取引して貰える事は殆どありませんでした。
美術品ほど極端でないにしても、電化製品などでも同じでは無いでしょうか?
同じものは、いくつも要りませんし、一度買ってしまえばそうそうは買い換える必要もありません。
それから考えると”飲食”の場合は、食べ物を売っている訳ですから、売った時点で、もう消費されて残りません。
食べる事に飽きて食べる事を止めてしまう人もいません。
お店や料理などを気に入って貰えれば長く利用して貰う事も充分可能だでは無いでしょうか?
物販であれば、万引は頭痛の種ですし、死活問題にもなりかねません。
私の場合、物販のお店をオープンして暫くは、かなり人間不信になってしまいました。
防犯には、実際かなりお金も必要ですし、気も遣います。
「飲食だって、食い逃げとかあるだろ!」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、今どき殆どありません。
お店によっては長く営業していて一度も無いという事もあるでしょうし、普通の小さな飲食店では、せいぜい数年に何回も無い程度ではないかと思います。
食い逃げと万引きでは比べようもありません。
物販では、小さなお店でも日に何度もやられるという事も珍しくもありません。 万引きというのそれほど多い訳です。
それに業態によってはキャッシュ オン デリバリーにすれば食い逃げしようもありません。
万引きの心配をしなくても良いと言うのは、精神衛生上もかなり良いと思います。