初めて飲食店を開業しようという人にとって、いったいどんな費用がどれ位必要なのか見当もつかないと思います。
そこで大まかですが、どんなものが必要なのか挙げてみたいと思います。
また具体的な金額は、地域やそれぞれのお店によってかなり変わってきますので、おおよその目安程度の参考にして下さい。
次からかく費用についてお話して行きますので、自分の開業したいお店を考えながらメモを取ると良いと思います。
お店を借りる為、若しくは買う為の費用です。 もちろん自分で既に店舗を持っていれば必要ありません。
一般的には店舗を借りる事となると思いますが、買わない場合よりも安くなるとはいえ、それでも普通はお店を出す費用の中でかなりの部分を占めます。
物件取得費の内訳は次の様になります。
保証金と敷金では性格がやや異なりますが、店舗物件の場合は保証金とする場合が多い様に思います。
敷金となっている物件もありますが保証金と敷金の両方という事はありません。
また住居用と違って、店舗物件の場合は家賃の6ヶ月以上必要な事が多いです。
また繁華街などでは、20ヶ月以上と言うのもめずらしくありません。
逆に地方などでは1,2ヶ月というものも無い訳ではありません。
不動産屋さんに払う手数料ですので、仲介物件でないのであれば必要ありません。
概ね家賃の1ヶ月分と思っておけばよいでしょう。
礼金という制度、なぜ借りるお客さんが側が更にお礼を払うのかよくわからない制度ですが、関東などでは多い制度です。
しかし、全国的には無い方が多いと思いますし、段々と無くなりつつある制度のようです。
しかし酷いものでは6ヶ月以上もとられる事もあるようです。
礼金の元々の始まりは、「江戸時代(当時世界一の人口過密都市だったそうです)に住宅難で非常に住宅の供給が不足していたそうです。 その時に、大家さんが貸してくれたことへ、感謝の気持ちとして渡していたお金が慣習化した」と聞いた事があります。
しかし現在となっては、むしろ供給過剰気味の状況でなぜ残っているのか全くもって謎です。
家賃は一般に前払いです。
また家賃の計算は、契約した日からの分を日割りで計算します。
昔は、権利金などと言っていたのですが造作譲渡料と言うのが一般的です。
要するに、前のお店の内装やら厨房機器、場合によってはお店の名前ごと買う訳です。
店の名前や雰囲気などが変わらなければ、前のお店の時のお客さんも引き続き利用してくれる可能性もあります。
しかし、前のお店の悪い評判も付いて来る場合もあります。
この造作譲渡料のお金は、大家さんに払う訳ではなくて、前のお店をやってた人に払います。
造作譲渡料に関しては、有る物件もあれば無い物件もあります。
バブルの頃は20坪もしないお店で造作譲渡料が数千万円もする事もめずらしくなかった様です。
前のお店が流行ってたり、使えるものが多ければ当然、造作譲渡料は高くなるのが普通です。